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2013/11/26

10代前半に多い脚の痛み②

前回に引き続き「10代前半に多い脚の痛み②」として

脚の・・・


写真の赤マルの部分の痛みについてです

写真は右足で、痛みが出てくるのは内側、くるぶしより少し下の前あたりです

こっちの写真では骨が盛り上がっているのが、よりわかりやすいかと思います


この部分の痛みは、有痛性外脛骨(がいけいこつ)とよばれるもので

足の内側にある余計な骨が原因となるもので、発生率は10〜20%くらいといわれています

また、どちらかと言えば女性に多くみられるものですが

痛みの出る原因として、捻挫をした時やスポーツ活動等をすることによって

後脛骨筋の繰り返して引っ張る力が外脛骨部分(赤マル部分)に加わることで

はがされるようになり、痛みが出てきます(下の写真参考)


この痛みも体が成長するにつれ無くなっていくことがほとんどなので保存療法が基本ですが

あまりにも痛みがひどい時は手術をする方もおられるようです


このような方は以前のオスグッドと同じように、扁平足だったり凹脚だったりと

足のアライメント(姿勢)があまりよくない状態のことが多くみられますので

足の姿勢や足部のアーチを整えることで痛みを軽減する施術を行います

よく足底板等が使われることが多いですが、当院では脚全体の姿勢をみることに加えて

テーピングで足のアーチの補助、ストレッチや脚のトレーニングの指導を

行うことで対処しています(^O^)/

あれ?・・・と思うことがあればご相談ください