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2015/2/18

身体の使い方、連動性について

もう気がつけば2月も折り返していますね・・・(゜o゜)
時の経つのはなんで加速度的に早くなるんでしょうね?1日40時間くらい欲しいです(笑)

さて、少し前から当院に来られているスポーツをされている中学生の患者さん。
膝や腰の痛み、足首の痛みを訴えて来院されました。

まず状態をみるために院内を歩いてもらうと、手も振らずに足の裏をすって前のめりで、猫背姿勢で歩きます。
そこで手を振ってちゃんと歩くように指示すると、、、全く歩けないんですね。
右手と右足が同時に出る・・・。

まるで漫画のような話ですが、ウソのような本当の話です(笑)
きちんとした歩き方が出来ない。身体の正しい使い方が分かっていないんですね。
そこで各種検査をしてみるとバランスが悪く、間違った身体の使い方をしているために負荷がかかり痛めてしまっていました。
このような場合には身体の連動性やバランスを整え、身体の使い方の再教育、必要な筋力強化を行います。

バランスディスクに乗ってもらうと、、、

バランス悪 

最初は身体の使い方がわからないために重心が安定せず、前後左右にグラグラとして5秒も乗ることができません。

身体の連動性やバランスを整え、使い方を再教育をすると、、、

バランス改善 

1カ月半経った先週のものです。ちゃんと真横から撮れば良かったんですが、ほぼ重心線が安定した位置にあります。
グラグラすることなく、長時間乗っていられるようになりました。
まだ少しぎこちなさは残っていますが、普通に両手を振って歩けるようにもなってきました。
また、膝や腰の痛みもかなり軽減されています☆

スポーツ選手に限ることではなく、身体のコンディショニングは重要です。
きちんとした身体の連動した使い方を教育、関節の可動域やバランスを改善することが、痛めない身体を作る上で大事だといういい例です。

身体に不調があるという方は、ストレッチなどで関節の可動域や連動性をセルフチェックしてみてください♪