梅雨入りしてから雨が少なかったですが
昨日はよく降りましたね
花壇に水をやらなくて済むのでありがたいです♪
さておき
年配の方では変形性膝関節症であったり
若い世代であれば、オスグッドやジャンパー膝などで
膝の痛みで悩んでいるという方は多いと思います
その膝の痛みの理由としてよく言われることで
「軟骨がすり減っているから(痛い)」
というのがあります
・・・が、これは誤りです
なぜなら
「軟骨や半月板、十字靱帯には痛みを感じる神経が乏しいため
これらが痛んだだけでは痛みを感じない」
からです
じゃあどこが痛みの元になっているのか・・・?
関節の中の痛みでは滑膜や脂肪体が
関節の周りの痛みでは靱帯や関節包、筋肉や筋膜などが
痛みの発現元となっていて
関節を構造するもの(軟骨や半月板、十字靱帯など)が損傷することで炎症を起こした結果、
上のような部分で痛みを感じるということです
また、特に高齢の方の膝が痛くて
「正座ができない」といったものは
脂肪体の癒着が原因で癒着を起こすことで痛みが発現します
皆さんだいたいそうなんですが
「正座ができない」のは理解されていますが
逆に「膝をまっすぐ伸ばすことができない」という事に
気づいておられない方がとても多いです
また若い世代の方や、スポーツをしている人が膝を痛めるものでは
身体の使い方(歩き方や走り方)がまずかったり
膝の関節の動き方がまずかったり
女性であればヒールの影響、骨盤帯や足首に原因があることで
膝の関節周りの筋肉や筋膜に負担がかかり痛みが出ていることがほとんどです
人間の関節は正常に動く範囲を保つことで
全身の連動が保たれて痛みのないものになります
どこかに引っ掛かりがあったり、正常ではなくなると
歯車がうまく回らないような状態になってこのような痛みが出てきます
それらを改善して身体の環境を整えることで
痛みはなくなります