身体の痛みの原因は転倒したり、捻ったり、ぶつけたりと
単に怪我をして起こるものだけではありません
それ以外にも
繰り返して同じ動作をすることや
ずっと同じ姿勢を続けることで痛みが出ることもあります
わかりやすい例として
繰り返して同じ動作をするものでは
スポーツの競技特性によるものがあります
野球のピッチング動作なんかは、同じ動作の繰り返しのいい典型例です
バレーボールやバスケの繰り返すジャンプ
マラソンは最も単純に「走る」という動作の繰り返し
日常生活動作でも歩く・座る・立ち上がるという動作などなど
繰り返す動作は、同じ所に繰り返して負荷がかかります
この負荷の積み重ねが関節の変形や、もろくなった骨の圧迫骨折などの原因にもなります
このような場合に
身体の治癒能力 > 負荷(損傷)の蓄積
の時はほとんど痛みがありませんが
身体の治癒能力 < 損傷の蓄積
となるとリカバリー量を超えてしまい、損傷が進んでいく=痛みが発現
となります
身体の治癒能力の向上、負荷の軽減に加えて
繰り返す動作での「身体の使い方」がポイントになってきます
ずっと同じ姿勢を続けることの例としては
スポーツでの構えなど、身体の常に同じ所に筋肉の緊張を起こすことや
仕事や車の運転などで座りっぱなしになることや、体調不良でゴロゴロしているなど
局所の循環不全によって起こるものがあります
循環不全が起こると、痛み以外にもしびれを感じることもあります
こういった場合には、どうやって循環状態を改善するかがポイントになります